前回準優勝のプエルトリコが、初戦で強敵のベネズエラを相手に7回コールド勝ちした。

 先発のルーゴ(メッツ)が6回途中までを1安打無得点に封じ、打線はメジャー屈指の先発右腕ヘルナンデス(マリナーズ)らを次々に攻略。7回に9-0としてからT・リベラ(メッツ)に一発が出た。

 ルーゴが「(捕手の)モリーナ(カージナルス)のプラン通りに投げた。ターゲットに投げることだけを考えた」と無邪気に笑えば、6回に本塁打を放ったコレア(アストロズ)は「母国のユニホームを着てプレーできて、野球人生で最も誇らしい瞬間だ」と胸を張った。