次期IWGPインターコンチネンタル王座挑戦者の棚橋弘至が、同王者ケニー・オメガの非情の攻撃で担架送りにされた。

 8人タッグでオメガ組と対戦。試合後に、オメガに襲撃されリング中央に大の字にのびた。さらにラダー(はしご)を持ち込んだオメガが、左腕をラダーではさみ、その上からパイプイスを何度もたたきつけた。たまらずもん絶する棚橋のラダーにはさまれた左腕へ、さらにパイプイスを連打。リング上にドクターが駆けつけ、担架に固定され、控室に運び込まれた。無言の棚橋に代わって、ともに戦ったヨシタツは「試合より、棚橋の体が心配」とコメント。棚橋は、6月19日の大阪城ホール大会で王者オメガと、新日本史上初のラダーマッチ形式でのタイトル戦を行う。ラダーマッチは、天井からつるしたベルトを、ラダーを使い先に取った者が勝ちとなる試合形式。