5月20日に有明コロシアムでWBA世界ミドル級王座決定戦に臨む同級2位村田諒太(31=帝拳)は4日、昨年12月の試合で3回KO勝ちしたサンドバル(メキシコ)らと6回のスパーリングを消化した。

 前日3日に発表会見をしたが「やはりいつもと違いますね」と感嘆。友人などから最高額の5万円のチケットを希望する電話がかかるなど「そう思うと、舞台は大きいんだな」と実感を込めた。スパーではガードの手の位置を上下に試行錯誤。「いまはいろいろ試したい」とした。