新日本プロレスで無冠の内藤哲也(35)が、G1クライマックスを踏み台に、悲願の東京ドームメイン進出に挑む。内藤は今日17日に北海道立総合体育センターで開幕する同大会Aブロック初戦で飯伏と対戦。優勝すれば1・4東京ドーム大会のメインでIWGPヘビー級王座挑戦権を獲得できるが、いきなりの強敵が立ちはだかる。

 しかし、内藤はかつて同年齢で意識し合ったライバルを「過去の栄光だけでG1にエントリーしてきた。今、オレの視界には入っていない」と切り捨てる。15年に大ブレークし、16年2月に新日本を退団した飯伏と入れ替わるように大ブレークした。IWGPインターコンチネンタル王座を棚橋に譲ったが、今や不動の地位を築いた男の野望は、G1優勝のみだ。「元々、ベルトには興味がない。オレが追いかけるのは、東京ドームでのメインに立つこと。G1はその踏み台」と言い放った。

 ◆G1クライマックスのルール A、B2つのブロックに分けリーグ戦を行い、各組1位が優勝決定戦を行い優勝者を決める。リーグ戦は勝ち点制で、全ての勝ちは2点、負けと無効試合は0点。引き分けは1点。優勝者は賞金1000万円。