K-1フェザー級王者武尊(26)の3月21日の対戦相手は、スタウロス・エグザコスティディス(30=ギリシャ)に決まった。

 「K-1 WGP 2018 ケーズフェスタ・1」(さいたまスーパーアリーナ)で、第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント1回戦として行うことを7日、K-1実行委員会が都内で発表した。

 武尊は当初、王座を返上し、大雅(21=TRY HARD JIM)のスーパー・フェザー級タイトルに挑戦する予定だったが、K-1実行委と同ジムとの契約問題から3日、大雅の王座が剥奪されたため、対戦相手と内容が変更となった。

 武尊は「(今回の大雅王座剥奪という)終わったことを今言ってもしょうがない。決まったトーナメントで”K-1最高”をみんなに伝えたい」と前を向いた。「1試合が3試合になるだけで、3階級制覇への思いは変わりない。ずっと気持ちは保っている」とやる気十分。

 昨年9月、大雅に1回KO勝ちしているスタウロスが1回戦の相手という、厳しいワンデー・トーナメントにも「逆境の方が強いので、今回は過去最高の武尊を見せられると思う」と優勝を誓った。

 その他の1回戦は卜部弘嵩(28)-皇治(28)、小宮山工介(31)-スアレック・ルークカムイ(31=タイ)、郷州征宜(31)-ティムール・ナドロフ(23=ロシア)に決まった。