メインのWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦は、王者シーサケット・ソールンビサイ(31=タイ)が2-0の判定で、同級1位ファン・フランシスコ・エストラーダ(27=メキシコ)を下し、2度目の防衛に成功した。

 サウスポーから繰り出す左ストレートを武器にエストラーダと互角以上の展開を繰り広げた。競り合いの攻防のままで12回を戦い抜き、ジャッジ2人の支持を得てV2防衛となった。 またIBF世界フライ級タイトルマッチ12回戦では、王者ドニー・ニエテス(35=フィリピン)が7回KOで初防衛に成功。同級1位ファン・カルロス・レベコ(34=アルゼンチン)の挑戦を受け、7回53秒、KO勝利をおさめた。

 WBA世界同級王座決定戦12回戦では、同級1位アルテム・ダラキアン(30=ウクライナ)が、3-0の判定で元2階級制覇王者の同級1位ブライアン・ビロリア(37=フィリピン)を下し、新王者となった。同王座は元3階級制覇王者井岡一翔氏の返上したベルト。