IWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也(35)が「トランキーロ、あっせんなよ」の決まり文句ではなく、「急いだ方がいいよ」と挑発した。

 矛先は前王者鈴木みのる(49)。先月29日のタイトルマッチで内藤が勝利してからも、抗争は続いたまま。この日は「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」対「鈴木軍」の5対5の対決となったが、場外で激しくやり合い、互いに挑発し合った。

 1日の大分大会での対戦後に鈴木が「これが始まりだ」と言ったことを指摘しながら、内藤は「もう1回、俺とやりたいのかな、王様? だとしたらもっと分かりやすい表現方法で、あなたの思いを伝えた方がいいんじゃないの? じゃないとさ、次から次へと相手が来ちゃうよ。早くしないと順番待ちになっちゃうよ。トランキーロじゃなくて、急いだ方がいいよ」と上から目線で提案した。

 なお、この日も大分大会に続き、インターコンチネンタル王座のベルトは持っていなかった。前回の保持時から必要がないベルトを言い、蹴ったり投げたりの問題行為を繰り返してきた。今回はもはや不携帯という行動で、主張を続けることになりそうだ。