ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が5月18日、英スコットランドでワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)準決勝に臨むことが濃厚となった。8日(日本時間9日)、米有力ボクシングサイト・ボクシングシーンが報じたもので、対戦相手となるIBF世界同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)陣営が明かしたという。同陣営は「ロドリゲスはキューバで走り続けた。約2週間スパーリングを止めているが、勝利のために全力を尽くしている」とコメントした。既に同日にWBSSスーパーライト級の準決勝、IBF世界同級王者イバン・バランチク(ベラルーシ)-同級3位ジョシュ・テイラー(英国)のカードがスコットランドで開催されることが発表されている。

井上はロドリゲスを想定し、メキシコ人パートナー2人とのスパーリングを消化。2月17日からは4泊5日の日程でグアムへの走り込み合宿を行う予定となっている。また、もう1つのWBSSバンタム級準決勝、WBO世界同級王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)-WBA世界同級スーパー王者ノニト・ドネア(フィリピン)の日程、会場も発表されていない。