IWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也が、試合のなかったG1覇者飯伏幸太をチクリと刺した。

BUSHI、EVILと組み、外道、バッドラック・ファレ、ジェイ・ホワイト組と6人タッグで対戦。EVILが10分32秒、サソリ固めで外道からギブアップ勝ちを飾った試合後、興行に姿のなかった飯伏に対して言及。

「ところで、G1の優勝者って、一体誰だっけ? 今日いないよね? これが彼の意向なのか、新日本の意向かは知らないけどさ。のんびり休んでいるようだと流れの早い新日本で忘れられちまうぜ」と指摘。

自身と同じくIWGPヘビー級王座、インターコンチネンタル王座の両取りを目指していることもあり「彼もダブル戴冠を狙っているんでしょ。だったら彼にノー、トランキーロ。焦った方がいいぜ、カブロン」と吐き捨てた。

22日の神戸大会(神戸ワールド記念ホール)ではホワイトの挑戦を受ける。この日の6人タッグでの直接対決では低空ドロップキック、旋回式DDTなどをホワイトに成功させると、逆にデスバレーボム、DDTで応じられるなど様子見の展開だった。

内藤は「ホワイトの実力は間違いないだろうね。偶然でG1決勝まで進めるほど、甘いリーグ戦じゃないし。オレ自身も3カウントを奪われた訳だし。まあ、前哨戦を楽しもうぜ」と不敵な笑みを浮かべた。