総合格闘技道場SAI-GYM(燕市)のプロ修斗選手、ライト級岡田達磨(20)が28日、「横浜ケージファイト13」(パンクラスイズム横浜)でDoyon Simon(リバーサルジム横浜グランドスラム)と対戦する。昨年11月、EXILEなどが所属するLDHが行う「LDH格闘家オーディション」に参加。今回の試合は実力を見極められる場だ。「寝技も立ち技も磨いてきた」と岡田。「ある意味、品定めされる」と週5日のジム通いできっちり調整してきた。

子どものころからプロレスなどの格闘技が好きだった。新潟県央工ではレスリング部に所属。卒業後は警察官を目指し専門学校に進んだが「やはり格闘技がしたい」と1カ月ほどで退学。SAI-GYMに入門し練習を積んできた。「将来は(米国の)UFCの試合に出たい」。大目標への最初のステップに全力を傾ける。

◆岡田達磨(おかだ・たつま)2000年(平12)7月8日生まれ、燕市出身。燕中では柔道部で3年生の時に県大会団体戦準優勝。新潟県央工でレスリングを始め、3年時の国体でグレコ80キロ級ベスト8。昨年1月、修斗のプロに昇格。ブラジリアン柔術は青帯。170センチ、73キロ。

◆LDH格闘家オーディション 格闘家の卵を募集するオーディション。合格者はLDH所属の総合格闘家としてLDH主催イベントでデビューする。昨年3月開催予定も、コロナ禍で昨年11月に延期された。