大相撲の横綱白鵬(30=宮城野)が7日、名古屋市立大学病院を慰問し患者たちにエールを送った。

 予定より約1時間遅れて到着した横綱を一目見ようと、エントランスには大勢の患者や職員が詰め掛けた。小児病棟を訪れた白鵬は「怖いものは何ですか?」と問われて「雷かな」と答えるなど質問に次々と応じ、子どもと相撲を取る場面も。「強い! ぜひうちの部屋に」と“スカウト”するなど、笑顔で交流した。

 1時間ほど交流し、最後には「また来年来ますよ」と約束。「人は何かしら夢を持っていれば、きっとかなう」と、自身の経験をもとに病気と闘う患者を激励した。