日本相撲協会は31日午前、東京・両国国技館で、関脇高安(27=田子ノ浦)の大関昇進をはかる臨時理事会を開き、満場一致で大関に推挙することを決めた。

 15年夏場所後の照ノ富士(25=伊勢ケ浜)以来2年ぶり、平成では24人目の大関誕生となった。

 日本相撲協会は臨時理事会後、春日野理事(55=元関脇栃乃和歌)と田子ノ浦部屋が所属する二所ノ関一門の片男波審判委員(45=元関脇玉春日)を使者として伝達式会場に派遣し、昇進を伝える。高安は口上を述べ、大関としての決意を語る。

 7月の大相撲名古屋場所(9日初日・愛知県体育館)では、3場所ぶりに横綱・大関が7人そろう豪華な顔ぶれとなる。