玉鷲が対戦成績6連勝中だった琴奨菊を下し、2敗を守った。

土俵際に追い込まれてから体を入れ替え、しゃにむに反撃、最後は右肩の“ショルダータックル”で押し出した。「しっかり残ったのは覚えてるけど、その後は覚えてない」。12日目は、自分の取組後に初黒星を喫した白鵬と直接対決。優勝争いの意識は「頭から外して」と言い「明日はもう思い切っていきたい」。対戦成績13戦全敗の相手から初白星となれば、V戦線でトップに並ぶ。