NMB48は27日、大阪・NMB48劇場で、唯一のオリジナル公演「ここにだって天使はいる」リバイバル公演をスタートさせ、アンコールで、8月2日発売の3枚目アルバムを発表。白間美瑠(19)がセンターのリード曲「まさかシンガポール」を初披露した。

 今年の選抜総選挙でNMB48最上位の12位に入った白間は「どんどん、NMBを引っ張っていくぞ~っ!」とガッツポーズ。アルバムには白間のソロ曲が収録されることも発表された。

 「まさか-」選抜には、17日の総選挙スピーチで結婚宣言をし、後に卒業の意向を表明した須藤凜々花(20)も入っており、選抜メンバーは計18人。同曲にはOG上西恵の妹で5期生の上西怜(16)と、ドラフト2期生の堀詩音(21)が初選抜に入った。

 堀は「やっと! です。ここでゴールではないので、今からがスタートです」と満面笑みであいさつ。上西は「研究生のままで選抜は本当にうれしい。最初、名前見たときは(実姉で卒業した)上西恵の間違いかと思った」と笑わせた。

 またこの日、8月5、6日に神戸・ワールド記念ホールで、「NMB48 LIVE 2017 in Summer」の開催と、初のアジア・ツアーも発表された。

 8月の神戸公演は、昨夏、山本彩(23)以外のメンバーで満席をかけて公演した「いつまで山本彩に頼るのか」公演のリベンジ版。5日が山本彩以外のメンバーで、6日は全メンバーでの公演になる。

 アジア公演は8月14日にタイ・バンコク、9月29日に香港、10月1日に台湾で予定されている。

 山本彩は、アジアでのツアー決定に「NMB48がどうなっていくのか、私たちにも分からない。だから、私たちも楽しみにしています。挑戦すべきことはまだまだあるので、立ち止まらずに、全員で進んでいきたい」と話した。