SKE48の1期生で、松井珠理奈(20)と同期の大矢真那(26)が、涙と笑いの卒業コンサートを行った。グループの一員として最後の大舞台。アンコールでは、メンバー全員が見守る中で、卒業ソング「永遠のレガシー」を歌い、涙した。

 感動的な幕切れかと思いきや、松井が感謝の言葉を話し始めると、大矢は突然「足、痛~い!」とかがみ込んだ。左足がつったといい、「序盤のユニット曲あたりから痛かった」と苦笑い。さらに最後のスピーチでも「やり残したことはありません」と言うところを「やりきったことは何もありません」と言い間違え、メンバーと7000人のファンをずっこけさせた。

 グループ不世出の天然キャラとして知られ、後輩からいじられまくる愛すべきキャラだった。にもかかわらず、公演後は「SKEにとって私は空気のような存在でした」と本音かジョークか分からないコメントで笑わせた。【森本隆】