ブルゾン効果で日テレ歓喜も募金は前年比-1億円超

 26日から27日にかけて放送された日本テレビ系「24時間テレビ40」の平均視聴率が18・6%(関東地区)で、歴代2位タイだったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。瞬間最高はチャリティーランナーのブルゾンちえみ(27)がゴールする直前の27日午後8時47分で40・5%だった。

 今年はチャリティーランナーが放送当日まで発表されなかった。既存マスコミはもちろん、ネットなどでも番組スタート前までランナー予想が話題となり、高視聴率につながったとみられる。ブルゾン以外でも、26日夜に放送されたスペシャルドラマ「時代をつくった男 阿久悠物語」も25・6%という高い数字をマークした。

 歴代1位は05年「24時間テレビ28」の19・0%で、チャリティーマラソンは現参院議員の丸山和也氏が走った。しかし、ここ数年、テレビの総世帯視聴率が低下傾向の中、歴代2位は驚異的な数字だという。同局編成局の岡部智洋担当局次長は「恒例の挑戦企画を大切にしながら、今回は初めてとなる新たな企画も盛り込んでいったのが、高視聴率につながったのだと思います」などとコメントした。

 高視聴率の一方、募金額は1億2902万958円(番組終了時)で、昨年の2億3369万9751円(同)から、約1億円以上も減らした。番組のエンタメ性をブラッシュアップするあまり、本来のチャリティー精神が失われているのではとの批判もあるという。マラソンランナーの当日発表は生放送としては最良の発表も、視聴者にはチャリティーで走る意味が伝わらないという指摘だ。

 もっとも、募金額の低下は、インターネット募金が26日朝から正午すぎまで約4時間半にわたって障害を起こしていた影響も考えられる。最終的な募金総額は10月中旬に発表予定だ。

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