櫻井翔(35)主演の日本テレビ系連続ドラマ「先に生まれただけの僕」(土曜午後10時)の16日最終回の平均視聴率が9・6%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べでわかった。全話通しての最高は第3話の10・5%だった。

 教育現場をまったく知らない35歳のエリート商社マンが、定員割れギリギリの私立高校に校長として送り込まれ、奮闘する姿を描く。櫻井にとって連続ドラマ主演は、13年4月期のフジテレビ系「家族ゲーム」以来4年半ぶり。

 最終回は、聡子(多部未華子)から別れを告げられた上に、加賀谷(高嶋政伸)からは京明館の校長を続けたいなら会社を辞めて転籍するよう迫られた鳴海(櫻井翔)。一方、ちひろ(蒼井優)ら教師たちは新入生を増やすための活動を地道に続けるも、入学希望者は思うように集まらない。鳴海は、新入生が定員割れになったら自分が責任を取ると宣言。京明館への愛情を心に残しつつ、鳴海は樫松物産に戻ることを決意するが…、という内容だった。