女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の2月28日放送の第124話が19・9%(ともに関東地区)だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第114話の22・5%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 あらすじは、隼也(成田凌)の所につばき(水上京香)のばあやと名乗る人物が現れ「思いを断ち切って欲しい」と頭を下げられる。隼也は25周年パーティーの企画が通り喜んでいいのだが、その表情は暗く落胆の姿を見せる。つばきに手紙を出し、自分も結婚すると伝えていた。その頃、四郎とリリコは修羅場を迎える。てん(葵わかな)が、亀井庄助(内場勝則)に四郎(松尾論)の尾行を依頼。若い女性と会っていたのを浮気と疑いをかけられた四郎は、上海のオーケストラに誘われていると打ち明けたが、リリコは納得いってない表情を見せる、という内容だった。