秋元康氏がプロデュースを手がける劇団4ドル50セントが16日、東京・ローチケHIBIYA TICKET BOXに登場し、取材に応じた。16日から26日まで、同店舗内を劇団のチラシやグッズなどがジャックしている。

店舗ジャックの感想を聞かれ、リーダー岡田帆乃佳(22)は「こんなの初めてです。すごく期待をしてもらってと思うので、すばらしい作品にできるように頑張ります」と喜んだ。湯川玲菜(17)は「店内を見た時にすごくビックリしました。すごくうれしいです! これだけ期待していただいているかからには、頑張りたいです。よろしくお願いします」と話した。

仲美海(17)は「よく見たら店内全部、自分たちの顔で。ビックリなのと、面白いな、と思いました。みんなで力合わせて、いい舞台にしたいと思います」。前田悠雅(20)は「すごくビックリしました。ジャックしてるな、って感じです。第1回本公演を超えた新しい公演ができるように、頑張りたいと思います」と意気込んだ。

22日からは、劇団の第2回本公演「ピエロになりたい」(東京・有楽町オルタナティブシアター)が上演される。湯川と仲がダブルキャストで主演する。稽古の様子を聞かれた湯川は「結構いいものになってきていて、形にはなってきていると思うんですけど、もっともっとできると思うので、みんなで高め合っていい舞台にしたい」と力を込めた。仲は「手応えは感じてます!」と言い切り、「演出の丸尾丸一郎さんも『これはいい舞台になるよ』って言ってくださったので、それを信じて、あと1週間作り上げていきたいです」と話した。

湯川、仲とともにメインキャストを務める岡田は「個人的に、ジャグリングで苦戦してます。あともう1週間なんですけど、日々努力して、確実なものにできるように頑張ります」。同じくメインキャストの前田は「今回、ジャグリングもそうだし、ピエロのメークもそうだし、新しいことをたくさん提供してもらっています。その分、自分たちが応えられるように、っていう面では、まだまだ足りないと思うので、残り6日みんなでブラッシュアップしていきたいです」と話した。

舞台では、秋元氏が書き下ろした新曲も披露される予定。仲は「新曲が2曲増えているので、楽しみにしていただきたいなと思います」。前田は「今までの劇団4ドル50セントにはない、ミステリアスな曲だったりします!」とアピールした。

湯川は「サーカスを見てるような気分になれるくらいの、生き生きと演じている自分たちをみてほしいです」と呼びかけ、前田は「今までの(劇団のテーマ)『熱量』を超えて、『ワクワク』で、皆さんがいいものだったなと思える舞台を提供したいです」と意気込んだ。

日比谷の印象を聞かれ、岡田は「大人の街というイメージです」と答えた。仲はこの日初めて日比谷を訪れたという。前田と湯川は、3月に開業した日比谷ミッドタウンに2人来たことがあるという。前田は「2人で、完全に田舎の人というか、『うわーっ!』ってなりました。歩いていておしゃれな気分になりました」と笑った。湯川は「いっぱいお店があるし、高級な雰囲気だし、いつかここに住めたらいいな、なんて話してました」と明かした。