NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」(日曜午後8時)の第20回が26日に放送され、関東地区の平均視聴率が8・6%(関西地区7・2%)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。
4月28日の第16回では大河ドラマ史上最低の7・1%を記録し、5月5日の第17回も7・7%と厳しい数字に。18回と19回は8・7%を記録したが、2桁に届く気配を感じさせない状態が続いていた。第20回も1桁となったことで15話連続で1桁となった。
26日の放送では、治五郎(役所広司)の手紙によってマラソンがオリンピックに復活し、大正9年、四三(中村勘九郎)は十種競技に挑む野口(永山絢斗)ら15人の選手たちとアントワープへ旅立つ内容だった。現地には、欧州で銀行家として働く三島弥彦(生田斗真)が激励にかけつけ、四三と弥彦はたった2人だったストックホルム大会からの日本の成長を実感。だが、四三は後輩ランナーらと激走を繰り広げるものの16位と惨敗する姿が描かれた。
◆これまでの視聴率推移
第1回が関東地区で15・5%(関西地区12・9%)
第2回は12・0%(関西地区11・5%)
第3回は13・2%(関西地区11・6%)
第4回は11・6%(関西地区12・0%)
第5回は10・2%(関西地区11・7%)
第6回は9・9%(関西地区8・0%)
第7回は9・5%(関西地区8・6%)
第8回は9・3%(関西地区7・7%)
第9回は9・7%(関西地区8・3%)
第10回は8・7%(関西地区8・6%)
第11回は8・7%(関西地区8・9%)
第12回は9・3%(関西地区8・3%)
第13回は8・5%(関西地区7・7%)
第14回は9・6%(関西地区7・4%)
第15回は8・7%(関西地区8・4%)
第16回は7・1%(関西地区8・0%)
第17回は7・7%(関西地区8・6%)
第18回は8・7%(関西地区7・2%)
第19回は8・7%(関西地区6・6%)
第20回は8・6%(関西地区7・2%)