3月末に新型コロナウイルスに感染していた脚本家の宮藤官九郎(49)が1日、自身が月曜パーソナリティーを務めるTBSラジオ「ACTION」(月~金曜午後3時30分~同5時30分)に休養となった3月23日以来、約2カ月ぶりのスタジオ復帰を果たした。

番組開始直前には同局ラジオ番組「たまむすび」に急きょ出演し、「恥ずかしながら帰ってまいりました」とコメント。脚本の仕事について聞かれると「やるかやらないかわからない物を書いてる」それでも「本気でやりますよ」と複雑な胸中を明かした。

自身の番組がオンエアされると、久しぶりにスタジオ出演したことについて「異様な緊張」と表現した。「あっち(たまむすび)で緊張したので、気が楽になった」と語った。

番組内では娘から言われた「仕事のために生きるのではなく、生きるために仕事をする」という「名言」エピソードを披露するなど、温かい雰囲気で番組が進行した。

宮藤は3月31日に感染を公表し、4月7日に退院。5月11日にはリモート出演にて本ラジオ番組に復帰していた。