TBSホールディングスのセミナー「Inspiring Global Love for Japan ~TBSグローバルビジネスの挑戦と未来~」が30日、都内で行われ、TBS龍宝正峰社長らが登壇した。

TBSは放送中心からコンテンツ軸への変革を進め、昨年を「グローバルビジネス元年」と位置付けた。同社長はスポーツエンターテインメント番組「SASUKE/Ninja Warrior」のさらなるグローバル展開へ向け、世界最大級の制作会社グループBanijayと協業を開始したことなど、1年間の成果を報告。「これまで以上に、さらに多くの国にこのコンテンツ広がっていくことを期待しているところでございます」と話した。

今夏の火曜ドラマ「初恋DOGs」は韓国での放送に加えて、世界配信などマルチ展開を行った。またTBSの世界戦略スタジオとして設立された、THE SEVENの制作映画「愚か者の身分」が第30回釜山国際映画祭で最優秀俳優賞を受賞したことも報告。主演の北村匠海(27)、共演の林裕太(24)綾野剛(43)が3人そろって評価された。

9月には、ベトナムの国営放送VTVとの戦略的アライアンスを発表した。ベトナム版「SASUKE」の7年ぶりの復活を皮切りに、同国でのコンテンツ配信や番組の共同制作などを進める。進行を務めたTBS日比麻音子アナウンサー(32)は「私も5、6年前にVTVとのコラボレーション企画でロケに参加させていただきまして。現地のキャスターの方と一緒にシラス漁に出たことがございます。ベトナムの皆さんとのコラボレーションだからこそ見えてきた日本の魅力に気付くことができました」と振り返った。

スケボーの巨大セット特番「KASSO」は、中国でイベントを開催して大盛況だった。映像コンテンツにとどまらず、アパレルやグッズ展開など包括的な展開を目指す。龍宝社長は「今後もTBS発の新しい形のエンターテインメント、そしてそれをビジネスとして拡大するということで、積極的に取り組んでいきたい。世界中の人たちに日本がもっと愛されるような挑戦を続けていきたいと考えております」と展望を語った。

TBSホールディングス執行役員グローバルビジネス統括/THE SEVEN社長の瀬戸口克陽氏、TBSホールディングスグローバルビジネス局ゼネラルマネジャーの太田裕之氏、ベトナムテレビジョン副社長のド・タイン・ハイ氏も出席した。