東京オリンピック(五輪)とパラリンピックのマスコットの「ミライトワ」と「ソメイティ」が、大会最終日にようやく晴れの舞台に登場した。

両マスコットは閉会式の途中に出演。舞台中央付近に倒れる東京スカイツリーを模したオブジェを大勢で引っ張り上げようとするさいに応援を送るなどした。

両マスコットがついに国立競技場に登場すると、SNSでは「最後に出番があってよかったね」「ようやく見られた」などの書き込みがSNSに相次いだ。

台本には両者の名前はなかった。式の担当者は、「サプライズの演出です」と説明した。

「近未来の妖精」をイメージしたミライトワとソメイティはデジタル世界の住人。特にミライトワは瞬間移動が特技で、インターネットを介して現実世界との間を自由に往来するとされている。それぞれの名前は国内外の小学生が1学級単位で投票して決まった。