ワールドカップ(W杯)イヤーとなる2022年のJリーグは18日に開幕します。今季達成されそうな記録など知っておいて損はない、注目すべき数字を取り上げ、数々の見どころを随時紹介します。

セレッソ大阪の元韓国代表GKキム・ジンヒョン(34)が、J1外国籍選手の最多出場記録を塗り替えようとしている。J1通算323試合。ブラジル人FWマルキーニョスの333試合の更新まであと11試合と迫っている。

J1通算152得点のFWマルキーニョスは計7クラブでプレーしたが、キムはセレッソ一筋14年目。21歳だった2009年に韓国の東国大から当時J2のC大阪に加入し、来日1年目からJ2リーグ戦50試合に出場。チーム4年ぶりのJ1復帰に大きく貢献した(当時のJ2は3回戦総当たりで年間51試合)。

2010年3月20日の東京戦でJ1デビューを果たし、通算323試合出場はクラブ歴代最多(2位はMF森島寛晃で318試合)。2017年4月1日の第5節横浜戦からは歴代4位の170試合連続フルタイム出場中で、史上3人目の200試合連続にもあと30試合と今季中の達成が可能だ。さらにJ1通算の完封数(フル出場限定)は外国籍GK最多の90試合。過去6人が達成した100完封の大台にもあと10試合としている。

そのシュートセーブ技術は健在で、192センチの長身を生かしたハイボール処理は安定感を増す。昨季も無失点試合は10試合。Jリーグで韓国代表クラスのGKの活躍が目立つようになって久しいが、その「先駆者」は、今季もセレッソの絶対的守護神として存在感を放つ。

【石川秀和】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「データが語る」)


<J1連続試合フルタイム出場5傑(同一チーム)>

1位 曽ケ端準(鹿島)244試合 07~14年

2位 西川周作(浦和)200試合 14~19年

3位 中沢佑二(横浜)178試合 13~18年

4位 キム・ジンヒョン(C大阪)170試合 17年~継続中

5位 GK土肥洋一(東京)159試合 01~06年


<J1通算GK無失点試合ランキング10傑>

1位 曽ケ端準(鹿島)169試合

2位 楢崎正剛(名古屋)163試合

3位☆西川周作(浦和)162試合

4位 川口能活(相模原)101試合

4位☆林 卓人(広島)101試合

4位☆東口順昭(G大阪)101試合

7位☆林彰洋(東京)93試合

8位☆キム・ジンヒョン(C大阪)90試合

9位☆権田修一(清水)88試合

10位 土肥洋一(東京V)78試合

☆は今季J1所属。所属は現在およびJリーグ最終