日本代表の森保一監督(57)が川崎フロンターレ対水戸ホーリーホック戦を視察後、取材に応じ、競技規則を定める国際サッカー評議会(IFAB)の新ルール改正について言及した。
6月開幕のワールドカップ(W杯)北中米大会から適用される新ルールとして、スローインやゴールキックで選手が故意に再開を遅らせている場合などに、主審は5秒のカウントダウンを始める。違反すると相手にスローイン、またはコーナーキックが与えられる。
森保監督は「全部を把握しているわけではない」としつつ「サッカーの魅力を引き出すという意味で、FIFAが打ち出してると思います」と話した。
今回の改正では、プレーイングタイムを増やすための施策が多い。「プレー時間を長くすることであったり、アウトオブボールの時間を減らしてスピーディーに試合を見てもらうとか、サポーター目線に立つという意味では、プロスポーツなので、必要なところはあるかなとは思います」と理解を示した。
一方で、年々強度が上がっている現代サッカーではケガのリスクも高まっている。「いろんな現実と照らし合わせて、速ければいい、長ければいいということではないと思います。サッカーのクオリティーアップ、魅力を上げていくために試みはしますけど、それがダメだと思った時にはまたすぐ修正できるので、まずはやってみようということはすごくいいかなとは思います」とした。
他には、交代でベンチに下がる際は交代ボードが掲げられてから10秒以内に退かなければならなくなる。負傷でプレーが中断した場合に当該選手は再開後1分間はピッチに戻れない。
2枚目のイエローカードでの誤った退場処分などが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の新たな介入対象となった。現行では得点、PK、一発退場、警告や退場の人間違いに限られている。

