J2リーグが今日8日に開幕する。磐田はホームで北九州と対戦。指揮官として初めて迎える開幕に、名波浩監督(42)は平常心を保ちながら主導権を握る戦いを掲げ、4年ぶりの開幕白星へ意欲を示した。4日の練習試合後には就任以来初めての「雷」も。前日6日の紅白戦では攻守で改善を見せ、自信を持って開幕のスタートラインに立つ。
1月19日の始動から1カ月半。キャンプから前年の3倍の距離を走るなど、90分間戦う体力強化に力を入れてきた。名波監督は「選手たちも階段を上っている感があると思う。あとは、平常心でクールに戦うメンタリティーが必要」と開幕戦を見据えた。あくまで「42分の1試合」の位置づけだが「スタートダッシュの意味では、勝ち点3は必要」と4季ぶりの開幕勝利へ意欲を見せた。
4日のJ3相模原との練習試合後は、攻守で人もボールも動かない内容に、ホワイトボードをたたいて雷を落とした。「1発たたいて、自分の指が痛かったんだけど、1発では足りなくて2、3回バチーンと…」。自身も「就任以来、あんなに怒ったのは初めて」と振り返るほど。チームにピリピリ感も走り、雷効果で6日の紅白戦では大幅に改善が見られた。指揮官は「けがの功名になるといい。自信を持って(開幕戦に)臨めるのでは」と手応えを口にした。
プロの世界に好不調の波はつきものだ。指揮官は選手に「メンバーに入る入らない、勝った負けたで一喜一憂せず、ハイアベレージを保つメンタリティーでいこう」と語りかける。ちなみに、名波監督は初の開幕戦が迫るも、6日夜は約9時間半も熟睡。しっかり平常心を保っていた。【岩田千代巳】




