新潟は0-1で甲府に敗れ、今季初の連勝を逃した。前半35分、甲府FWドゥドゥ(26)にPKを決められると、その1点を返せなかった。07年8月29日の第23節(アウェー)以来、9年ぶりの甲府戦勝利はならなかった。
試合後、アウェーに駆けつけた1700人のサポーターの前で、新潟のメンバーは疲労し切った表情で頭を下げた。序盤の1点が重くのしかかった。前半35分、CKの流れからゴール前での競り合いに。MFレオ・シルバ(30)が甲府FWドゥドゥを倒してPKを与える。ドゥドゥ自らに決められて先制を許した。この1点を最後まで取り返すことができなかった。
連勝へのチャレンジは第1ステージ(S)を含め6度目だが、今回も達成できなかった。第2Sに入り、通算2勝6敗。すべてが1点差だ。第5節大宮戦、第7節神戸戦と勝利の後は0-1の敗退。勝った次の試合で、わずか1失点が敗北に直結している。
神戸戦で決勝点を挙げたFWラファエル・シルバ(24)が累積警告で出場停止だった。「ラファエルの欠場は確かに痛い」。吉田達磨監督(42)はここまでチーム最多の7得点のエース不在を認めた。一方で「やるべきことはできている」と攻守の形を選手がしっかりとつくっていることに、手ごたえを感じていた。
この日も守備を固めてカウンターを狙う甲府に対し、ゴール前でボール保持する形はできていた。ただ、そこからゴールを割るシーンは生まれなかった。後半開始からFW成岡翔(32)に代わって出場したFW山崎亮平(27)は試合前、「ゴール前で積極的に仕掛けることでチャンスが増える」と攻略パターンを描いていた。それを実践しても相手守備をこじあけるまでにはいたらなかった。
白星を続けるために、欲しい場面での得点の重要性。それをあらためて思い知らされた。【斎藤慎一郎】



