Jリーグのルヴァン杯決勝トーナメント組み合わせ抽選会が31日、都内で一般に公開されて行われた。

 ルーカス・ポドルスキ(32)の加入で注目されているヴィッセル神戸は、準々決勝でガンバ大阪との「関西ダービー」が決定。

 前年覇者の浦和レッズは、リーグ戦首位のセレッソ大阪との対戦が決まった。FC東京-川崎フロンターレ、鹿島アントラーズ-ベガルタ仙台のカードも決定した。

 チームを代表して抽選役を務めたFW渡辺千真(30)は「関西ダービーとして負けられない。タイトルを取るためには、どんな相手にも勝たないといけない。ガンバはバランスのとれたチーム。チームみんなで倒したい。弱点を強いて言えばキーパーかもしれない」と、相手GK東口順昭(31)に宣戦布告。

 東口も「何かと話題のチームなので、しっかりたたきたい。この前のJデビュー戦で得点している力のある選手なので注意したい。2年連続(準優勝)で悔しい思いをしているので、今年こそ優勝できるように頑張りたい。

 神戸の弱点は、何かと話題になっている千真かな?」と応戦すると、すかさず「俺は話題になってないし」とツッコミ、関西ダービー前哨戦を終えた。