ガンバ大阪の日本代表MF井手口陽介(21)が、2大会ぶり優勝へ導く。19日、大阪・吹田市内で20日の天皇杯4回戦柏戦(吹田S)に向けて最終調整。

 日本代表でW杯を決定づける貴重なゴールを挙げて時の人となった井手口は「(攻撃では)できている時とできていない時がある。毎試合しっかりやっていく」とチームの中核としての自覚を示した。

 昨季は3連覇を狙いながらも、ベスト8で敗退。悔しさも残る。「タイトルは目指してやっていきたい」。DFファビオが欠場するなどチームの台所事情は厳しい。さらに相手は強敵の柏だが「しっかりリスク管理していく。(センターバックの)カバーもしたい」と持ち前の豊富な運動量で攻守に貢献することを誓った。