J2アルビレックス新潟のメンバーが15日、米山隆一新潟県知事(50)と篠田昭新潟市長(69)を表敬訪問。地域の行政トップにJ1昇格を誓った。

 訪問したのは中野幸夫社長(63)鈴木政一監督(63)と、MF戸嶋祥郎(22)FW渡辺新太(22)DF渡辺泰基(18)のルーキー3人。午後1時30分から新潟県庁で米山知事、午後3時からは新潟市役所で篠田市長と対談した。

 県庁では、東大テニス部OBの米山知事が、日体大OBの鈴木監督に「試合で日体大に行ったことがあります」と話すなど、和やかなムード。鈴木監督が「やるサッカーははっきりしています。個の戦力の分析をして、チームづくりをします」と話すと、米山知事は「昨年は観戦にいってもフラストレーションがたまる試合が多くて…。今年は皆さんの力がさく裂することを期待しています。優勝を狙っていただけるよう、しっかり応援します」と激励した。

 初めて知事と会った戸嶋は「こういう機会をいただいて光栄です。激励会(13日)でもファンの期待を感じたし、これから新潟の街の熱をもっと感じると思う」と感想を話した。新潟出身の渡辺新と渡辺泰基は「新潟の代表としてやっていかなければ、という自覚を持てる」(渡辺新)「サポーターに愛される選手になりたい」(渡辺泰基)と、それぞれ刺激を受けた。

 新潟は明日17日から、高知での1次キャンプに入る。