ガンバ大阪のレビークルピ監督(65)が20日、日本代表のW杯初戦勝利を祝福した。

 前日19日のコロンビア戦は、大阪府内のレストランでテレビ観戦。C大阪監督時代の教え子であるMF香川真司が先制ゴール、乾貴士も先発したが「彼らの技術や戦術じゃなく、ただ応援する一心で見ていました。勝利は本当に良かったと思います」。助言する点に関しても「あくまでも僕はサポーター。できれば決勝まで行ってほしいし、優勝してほしい。決勝がブラジル対日本でない限りは、日本を応援します」と1人のサポーターとして期待を込めた。

 チームは18日に再始動の予定だったが、大阪北部を襲った地震の影響で前日19日にずれ込んだ。この日は雨中のグラウンドで汗を流し、股関節付近の慢性的な痛みの治療でブラジルに帰国していたFWアデミウソンもすでに合流済み。指揮官は「今のところはコメントのしようがない。実際のサッカーの動きを入れた時に、初めてコメントできる。痛みはもう、かなりとれていると聞いている。あとはピッチで(実戦的な)練習を始めたときに、話をさせてもらえるかなと思います」と助っ人について説明した。

 リーグ再開は7月18日、敵地でいきなり首位広島戦を控える。日本代表の躍動にも刺激を受けながら、約1カ月間の中断期間で、16位から巻き返す準備を整える。