再び世界から刺激を受けたジュビロ磐田FW小川航基(20)が25日、レベルアップを誓った。

 御殿場キャンプ2日目に参加し、午前午後の2部練習を消化。居残りでシュート練習やランニングに励んだストライカーは、5月26日からU-21(21歳以下)日本代表としてトゥーロン国際大会に出場した。左膝前十字靱帯(じんたい)損傷の大けがを負った昨年5月のU-20ワールドカップ(W杯)後、初の国際大会となったが、出場は4試合中2試合で無得点に終わった。「久しぶりに世界を経験できたことは良かったけど、結果は出せていない」。その上で「このキャンプで体のキレを取り戻せるように、強度を上げてやっていきたいです」と言葉に力を込めた。

 元日本代表FW大久保嘉人(36)の加入も確実になり、ポジションを争う小川航はさらに燃えている。