アルビレックス新潟が今季初の3連勝を飾った。決勝点を挙げたのは、後半途中出場のFW矢野貴章(34)だった。

後半35分、MF高木善朗から(25)のシュートのこぼれ球を右足で押し込んだ。「シュートのこぼれは狙っていた。フリーだったので冷静だった」。これが自身今季5得点目。8試合ぶりのゴールで貴重な勝ち点3をもたらした。

新潟は前節金沢戦でも途中出場のMF本間至恩(18)が決勝点。ベンチスタートのメンバーの活躍を片渕浩一郎監督(43)は「それぞれが状況を理解し、プレーしてくれている」と話した。順位は18位から17位に浮上。苦しい状況は続くが、チームには上昇ムードが漂っている。