J1鹿島アントラーズは12日、DF内田篤人(30)が左太もも筋損傷、MF中村充孝(28)が右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷でともに全治約6週間と診断されたことを発表した。2人は10日のルヴァン杯準決勝の横浜戦で痛め、途中交代していた。

これにより今月24日の水原(韓国)とのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝や、勝ち上がれば11月3、10日に行われる決勝戦も絶望的となった。

8年半ぶりにドイツから鹿島に復帰した内田は今季何度も肉離れに悩まされたが、ここに来て復調。存在感を見せつけていたところだった。横浜戦後に「大事な、ここからというときにチームに迷惑をかけて申し訳ない。調子が良すぎた。(負傷した場面も)スライディングしなくても良かったけど、取れちゃうから行っちゃう」と話していた。