横浜F・マリノス・ユースが5発快勝で8年ぶり4度目の決勝へと駒を進めた。

前半8分、来季トップ昇格が内定しているMF椿直起(18)が左サイドを突破。中央のFW榊原慧悟(18)が反転して右足シュートを決めた。同14分にはドリブルが得意の椿が左サイドを1人で持ち込み、右足でファーサイドからうまく流し込んだ。同26分はロングボールにFW栗原秀輔(18)が反応。ニアサイドの狭いコースに決めた。

前半は3得点。勢いにのった横浜イレブンは止まらなかった。後半18分に栗原がこの日2点目。これで今大会7得点とし、得点ランク首位に並んだ。試合終了間際には途中出場のFW津久井匠海(16)が決めて、チーム5点目を挙げた。

西谷冬樹監督(48)は「攻撃的にサッカーをしようと話していた中で立ち上がりからアグレッシブに戦ってくれた」と満足そう。8年ぶり2度目の優勝に王手をかけ「しっかり戦って優勝したい」と意気込んだ。