J1参入プレーオフ進出を逃したアビスパ福岡井原正巳監督(51)が17日、FC岐阜戦後の会見で辞任を表明した。優勝でのJ1自動昇格が目標だった今季、昇格の道が閉ざされ「すべて私の責任。今季限りでチームを離れます。既に選手にもクラブにも伝えて了承してもらいました」と話した。

4年間、J1昇格もJ2降格も味わった指揮官は「得点力不足は最後まであったが、堅守という部分は出せたと思う。今後は未定だが、サッカーの仕事を続けられればと思う」と説明。後任にはセレッソ大阪を今季限りで退任濃厚の尹晶煥監督(45=韓国)が候補として浮上している。