J2のアビスパ福岡は25日、元日本代表DF駒野友一(37)が契約満了で、今季限りで退団すると発表した。

駒野は「2年半アビスパ福岡に所属できたこと、大変幸せに思っています。福岡のサポーターの皆さんから、J通算500試合の時に、『これからもアビスパ福岡で』という横断幕を見て感激したのを昨日の様に覚えています。アビスパ福岡をJ1にあげることが出来ないまま、福岡を去ることになり、申し訳なく思っています」とコメントした。

駒野は、2016年7月にJ1のFC東京から出場機会を求め、当時J1だった福岡に加入。同11月に東京との契約が満了となり、翌17年1月に福岡に完全移籍。福岡ではJ1で12試合に出場し1得点、J2では2シーズン、プレーし63試合に出場し2得点、天皇杯には今季、1試合に出場した。駒野は「福岡での生活の中で、温かく迎え入れていただき、お世話になった皆様に感謝しています。僕自身、まだサッカーをしていたいので、これからも応援していただけたら、嬉しいです」(原文のまま)と現役続行を誓った。