Jリーグの理事会が24日、都内で行われ、今季からルヴァン杯13試合とJ1参入プレーオフ(PO)決定戦でビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を導入することを発表した。

Jリーグでは昨年からVAR導入に向けた審判員の育成を始め、15人の主審がトレーニングを積んだ。まず今季、ルヴァン杯プライムステージ(準々決勝、準決勝、決勝)の13試合と、J1参入PO決定戦で導入する。POの1回戦と2回戦はVARではなく、追加副審を導入する。

村井満チェアマンは、リーグ戦での導入のめどについて「審判のトレーニング、会場の通信具合などを見極めた上で判断したい」とし、今年は審判40人以上のトレーニングを予定していることを明かした。FIFAらの事前認可を得るために、2月16日の富士ゼロックス・スーパー杯(埼玉ス)の前座試合「Uー18Jリーグ選抜-日本高校選抜」でも導入される。