23日、J1ジュビロ磐田MF針谷岳晃(20)が、24日のルヴァン杯ガンバ大阪戦(パナスタ、午後7時)での必勝を期した。

現在D組1位で、勝てば2年連続1次リーグ突破に王手がかかる。磐田市内で最終調整を終えた若き司令塔は「気持ちを見せて、リーグ戦の方にも火をつけられるような戦いをしたい」と決意。開幕8戦1勝と苦しむリーグ戦にもつながる勝利を誓った。

今月10日の同杯松本山雅FC戦で今季公式戦初先発した。ボランチの位置で積極的にボールに絡み、3-1の快勝に貢献。この日の実戦練習でも、同位置から前線へ鋭いパスを供給した。「良いイメージも湧いた。なるべくFWを見て、前選択(のプレー)を増やしたい」と2戦連続のスタメンを見据え、万全を強調した。

プロ3年目。これまで公式戦に378分間出場し、プロA契約の締結条件となる通算450分まで残り72分となっている。針谷は「一試合でも早く(A契約に)なりたい。勝利のために良いパフォーマンスを続ければ、ピッチにもいられると思う」と話した。チームを勝ち点3に導き、プロとしての階段を上る。【前田和哉】