セレッソ大阪が23日、J1リーグ首位FC東京戦(25日、ヤンマースタジアム)に向け、大阪市内で軽めの調整を行った。前日のルヴァン杯でスタメン出場したFW柿谷曜一朗(29)や、2ゴールをあげたMFソウザ(31)はこの日の練習には参加しなかった。

主将のMF清武弘嗣(29)は前節ガンバ大阪との大阪ダービーの敗戦について「気持ち的にくるものがあった。(大阪ダービーのような)重要な試合で勝つことで成長できる」と悔しさをにじませた。東京は今季無敗の強豪。「(重要な試合という意味では)次戦が首位の東京で良かった」と気持ちを新たに勝利を誓った。

MF水沼宏太(29)はチームについて「共通意識を持つことが勝利につながる」と分析。好調の東京には「初めて負けを付けるチャンス」と気合を入れた。

ロティーナ監督(61)は「彼ら(東京)の能力を発揮させないようにする」と明言した。