ルヴァン杯準々決勝の組み合わせ抽選が28日、都内で行われ、ともにアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を勝ち上がっている浦和レッズと鹿島アントラーズが、準々決勝でいきなり顔を合わせることに決まった。

両チームはACLの影響でリーグ戦が一部未消化となっており、31日に今季初対戦する。ACLでも、ともに準決勝に進出すれば戦うことになり、天皇杯も含めると今季は最多7回も対戦する可能性がある。

抽選に参加した鹿島MF三竿は「浦和戦は毎回、強度の高い緊張感のある試合になる。お客さんもたくさん入るので選手としてはうれしい」と歓迎。直近の対戦は昨年12月5日の天皇杯準決勝で、惜しくも敗れて決勝進出を逃しているが、「僕はケガで出ていなかったけど見ていて悔しかったし、あそこで勝ち進めていたら優勝できていたと思う。悔しい思いがある分、それを次の試合やルヴァンで返したい」と力を込めた。

その他のカードは広島-札幌、名古屋-川崎F、東京-G大阪。名古屋風間監督、東京長谷川監督にとってはかつて率いた因縁の“古巣対決”となった。

【杉山理紗】