ヴィッセル神戸が今季最多6得点で圧勝した。

前半11分に先制すると前半だけで3得点。後半も攻撃を緩めることなく3点を追加した。トルステン・フィンク監督(51)は「非常にいい結果になった。サガン鳥栖のフェルナンドトーレス選手は最後になったが、我々は勝負にこだわった」と胸を張った。

2得点のFW古橋亨梧(24)は「1点目は左サイドから酒井さんが縦にパスを入れてくれると思っていたので」と反応できたことを喜んだ。移籍したばかりのMF酒井高徳(28)も「練習から狙っていたプレーだった」と笑みをこぼしていた。

先制ゴールを決めたMF山口蛍(28)は「勝てたことは良かった」としながら「後半は失点されたことはしっかり反省したい」と気を引き締めた。さらに「イニエスタが負傷したのが残念」と、左太もも負傷で途中交代した大黒柱の今後を心配していた。