全国高校サッカー選手権で24大会ぶりの優勝を飾った静岡学園の新チームが15日、静岡市内で始動した。

青森山田との決勝戦から2日、休む間もなく練習がスタート。初日から11対11のミニゲームを行うなど、約2時間みっちり汗を流した。18日には、初陣となる新人戦県大会1回戦を迎える。軽めの調整予定だったDF田辺秀斗(2年)やFW加納大(2年)ら全国メンバーも志願してフルメニューを消化。お祝いムードから一転、グラウンドでは早くも激しい定位置争いが始まった。

例年通り、同大会のみ指揮を執る斉藤興龍コーチ(41)は「優勝はできたけど課題はまだある。先輩たちからもらったものを、この代でさらに進化させていけるようにしたい」と、話した。