J1第5節が18日に開催される。各カードのoptaファクトは以下の通り。

※ファクト内の数字はJ1での成績

ベガルタ仙台 – 北海道コンサドーレ札幌

・仙台対札幌の通算10試合では、仙台が6勝1分3敗と勝ち越している。仙台にとって札幌は、7試合以上対戦したチームの中で最も勝率の高い相手(60%)。

・仙台は札幌戦直近4試合でわずか1敗(2勝1分)。昨季の対戦では2002年以来となるシーズンダブルを達成した。

・仙台はホームでの札幌戦通算5試合で無敗(4勝1分)。また、本拠地での勝率は4試合以上対戦した中でクラブベストを記録している相手(80%)。

・仙台は今季、開幕から4試合でわずか1敗(1勝2分)。昨季は同期間に3敗を喫していた(1分)。

・仙台は今季前節からの先発入れ替え数がリーグ最多の19人。一方の札幌は、リーグ最少2位タイの4人。

・札幌は現在、2019年8月以来の3試合連続無敗(2勝1分)。また、現在は2試合連続無失点であり、今節でも無失点に抑えると2018年3月~4月以来の3試合連続クリーンシートとなる。

・仙台はクロス成功数が今季リーグ最多(29本:成功率29.6%)。対する札幌は、同成功率が今季リーグ2位(31.2%:24/77本)。

・シマオ・マテは昨季の札幌戦で、2試合共に得点を挙げた。同選手にとって札幌は、唯一複数得点を記録している相手。

鹿島アントラーズ – 横浜F・マリノス

・鹿島対横浜FMの通算60試合では、鹿島が30勝8分22敗と勝ち越している(横浜M時代も含み)。鹿島にとって横浜FMは最も試合数の多い相手であり、J1史上最も多い対戦カード。

・鹿島はホームでの横浜FM戦で現在、7連勝中であり、この間わずか2失点しか喫していない(1試合平均0.3失点)。本拠地での今カードで敗れたのは、2012年9月の対戦が最後(1-2)。

・鹿島は今季、クラブ史上ワーストの開幕4連敗。今節でも敗れると、同一シーズン内では2009年8月~10月以来の5連敗となる。

・鹿島は前年度覇者との対戦で現在4試合連続未勝利(2分2敗)。また、同状況の横浜FMとの4試合では3敗を喫している(1勝:2004年、2005年)。

・横浜FMはアウェイ戦で現在7試合連続無敗(5勝2分)。しかし、敵地で最後に敗れたのは2019年8月の鹿島戦(1-2)。

・鹿島の今季枠内シュート率は、リーグワーストの26.2%(11/42)。昨季全体の枠内シュート率は46%を記録していた(148/322)。

・鹿島はクロス数が今季リーグ最多(111本:成功率18%)。対する横浜FMは同項目が今季リーグで2番目に多い(106本:23.6%)。

・仲川輝人は横浜FMが鹿島戦で挙げた直近4得点のうち、3点に直接関与している(2得点、1アシスト)。同選手にとって鹿島は、2番目に多く得点に直接関与している相手(3点)。


名古屋グランパス – サガン鳥栖

・名古屋は鳥栖戦直近5試合でわずか1敗(2勝2分)。この間、4試合で無失点に抑えている(計3失点)。

・名古屋はホームでの鳥栖戦通算7試合で3勝1分3敗と互角。しかし、本拠地での今カード直近4試合の内、3試合で無得点に終わっている(1試合平均0.8得点、1勝1分2敗)。

・名古屋は今季、2011年シーズン以来の開幕4戦無敗(2勝2分)。今節も引き分け以上だと、2019年4月~5月以来の5試合連続無敗を記録する。

・鳥栖は今季、クラブ史上ワーストの開幕4戦未勝利(2分2敗)。直近4シーズンでは、開幕からの同期間で1勝ずつを挙げていた。

・鳥栖は昨季も含めると、現在クラブ史上ワーストの7試合連続無得点。この間のシュート数は、昨季からJ1に所属しているチームの中でリーグ最少(61本)。

・フィッカデンティは監督として、鳥栖戦通算5試合で無敗(3勝2分)。同氏は鳥栖の監督として、J1でクラブ史上最多の97試合を率いて勝率は33%だった(32勝27分38敗)。

・鳥栖の今季先発メンバー平均年齢はリーグ最少の25歳17日。今季10代の選手が全試合で必ず2人プレーしている唯一のクラブ。

・稲垣祥は現在2試合連続でアシストを記録。出場した2試合連続で得点に直接関与するのは、2017年11月以来のこと(2試合連続得点)。同選手は今季、敵陣パス数と敵陣パス成功数がいずれもチーム最多(99/122本)。


横浜FC – 川崎フロンターレ

・横浜FC対川崎の通算2試合では、横浜FCが無得点で2敗(0-6、0-1)。J2での対戦を含めると、通算18試合でわずか1勝しか挙げていない(2分15敗)。

・横浜FCは今季開幕から4試合で勝点5を獲得している(1勝2分1敗)。J1での初シーズンとなった2007年の開幕から10試合で獲得した勝点を既に上回った(1勝1分8敗)。

・川崎は神奈川県のクラブとの直近9試合でわずか1敗(4勝4分)。しかし、この1敗は同前回対戦で喫したもの(横浜FM戦:1-4、2019年11月)。

・川崎は今季、開幕4戦無敗(3勝1分)。今節も引き分け以上だと、2016年シーズンに次いでクラブ史上2度目の開幕5戦無敗を記録する。

・川崎はリーグ再開後の3試合でイエローカード6枚を受けている(1試合平均2枚)。過去5シーズンの1試合平均イエローカード数は1.1(170試合で合計180枚)。

・川崎は今季、デュエル勝率がリーグベスト(54.5%、200/367)。一方の横浜FCは、同勝率が今季リーグワースト(45%、170/378)。

・横浜FCは今季、シュート数がリーグ最少だが、決定率はリーグベスト(25本:24%)。対する川崎は、シュート数が今季リーグ最多(68本:13.2%)。

・マギーニョは前節仙台戦で、チームトップのデュエル数(14)とタックル数(4)を記録。同選手は今季、DF登録選手の中でドリブル回数がリーグ最多(12回)。


柏レイソル – 湘南ベルマーレ

・柏対湘南の通算20試合では、柏が10勝3分7敗と勝ち越している。柏にとって湘南は、現在J1に在籍し、通算25試合以下のチームの中で最も勝利数の多い相手。

・柏は湘南戦直近6試合でわずか1勝(3分2敗)。今カードではそれ以前に4連勝を記録していた。

・柏はホームでの湘南戦で現在3試合連続未勝利(2分1敗)。本拠地での今カードで勝利を挙げたのは、2013年8月の対戦が最後(5-2)。

・柏は開幕戦で勝利を挙げたが、現在は3連敗中。開幕から4試合で3敗を喫するのは2017年シーズン以来のこと。しかし、第5節では現在7季連続無敗(4勝3分)。

・湘南は今季、降格した2016年シーズン以来の開幕4戦未勝利(1分3敗)。また、昨季も含めると直近16試合でわずか1勝(5分10敗)。

・柏は今季、失点数がリーグワーストタイ(9点:清水と並び)。被シュート決定率はリーグワースト3位(16.1%:9失点/56本)。

・ネルシーニョは監督として、湘南戦通算11試合でわずか1敗(7勝3分)。監督として6試合以上対戦している中では、最も勝率の高い相手(63.6%)。

・オルンガは今季開幕戦で2得点挙げたが、それ以降は現在3試合連続無得点。この間、枠内シュート数は計2本に留まっている。前節の川崎戦では、J1で自身初めて敵陣ペナルティエリア内タッチがなかった。


FC東京 – 浦和レッズ

・FC東京対浦和の通算36試合では、FC東京が7勝9分20敗と大きく負け越している。FC東京にとって浦和は、最も勝率の低い相手(19.4%)。

・FC東京は浦和戦で現在12試合連続未勝利(4分8敗)。この間、全ての試合で失点を喫している(1試合平均2.3失点)。また、ホームでの今カード直近14試合でもわずか1勝(5分8敗)。

・FC東京は今季開幕から4試合で勝点9を獲得している(3勝1敗)。今節でも勝利を挙げると、開幕5試合の期間では、2012年と並びクラブ史上ベストの勝点12を記録する。

・浦和は今季、2015年シーズン以来の開幕4戦連続無敗(3勝1分)。今節も引き分け以上だと、2018年9月~10月以来の5試合連続無敗となる。

・長谷川健太は監督として、浦和戦で現在7試合連続未勝利(5分2敗)。同クラブを相手に勝利を挙げたのは、G大阪を率いていた2016年6月の対戦が最後(1-0)。

・浦和は今季、リードを奪った3試合では全勝。一方のFC東京は、リードされた状況から獲得した勝ち点が今季リーグ最多(6ポイント:2勝1敗)。

・FC東京はポゼッションが今季リーグで最も低い(35.4%)。対する浦和は、同項目が今季リーグで2番目に低い(39.7%)。

・橋岡大樹は今季、デュエル勝利数がリーグ最多(34)。また、40回以上のデュエルを記録した選手の中では同勝率がリーグベスト(63%:計54回)。


ガンバ大阪 – 大分トリニータ

・G大阪は大分戦直近4試合でわずか1敗(2勝1分)。しかし、昨季の今カードでは1分1敗に終わり、同クラブ相手に勝利を挙げられない初のシーズンとなった。

・G大阪はホームでの大分戦直近4試合でわずか1敗(2勝1分)。本拠地での今カードで敗れたのは、2008年7月の対戦が最後(0-1)。

・G大阪はホームでの直近の試合で、本拠地では14試合ぶりの敗戦を喫した(第2節:C大阪戦、1-2)。今節でも敗れると、同地では2019年4月以来の連敗となる(当時4連敗)。

・G大阪は九州のクラブとのホーム戦で現在9試合連続無敗(6勝3分)。対する大分は、大阪のクラブとのアウェイ戦で現在5試合連続未勝利(3分2敗)。

・大分は今季、開幕から4試合では昨季に次いでクラブ史上2位となる勝点7を獲得している(2勝1分1敗:昨季9ポイント)。今節勝利を挙げると、開幕から5試合ではクラブ史上ベストの勝点10となる。

・G大阪は枠内シュート数、枠内シュート率が今季リーグベスト(57.1%:24/42本)。対する大分は、被枠内シュート数が今季リーグで4番目に少ない(13本)。

・大分は今季交代出場選手による得点者がリーグ最多の3人。今季5得点のうち、4点は同選手が決めている。

・渡邉千真は現在、2試合連続で途中出場から得点を挙げている。同選手の直近4得点はいずれも同状況から記録したもの。また、2018年以降では途中出場からの得点数がリーグ最多(5点)。


ヴィッセル神戸 – 清水エスパルス

・神戸対清水の通算40試合では、神戸が13勝5分22敗と大きく負け越している。神戸にとって清水は、G大阪(68点)、磐田(57点)に次いで3番目に多く得点を挙げている相手(54点)。

・神戸は清水戦で現在5試合連続未勝利(2分3敗)。また、この間の失点数は(13失点:1試合平均2.6失点)、それ以前の今カード17試合で喫した失点数と等しい(1試合平均0.8失点)。

・神戸はホームでの清水戦直近10試合でわずか2勝(2分6敗)。それ以前の本拠地での今カード10試合では、勝利と敗戦を交互に繰り返していた(5勝5敗)。

・神戸は今季開幕から4試合でわずか1敗(1勝2分)。しかし、いずれも1得点以下に終わっている(1試合平均0.8点)。昨季は1試合平均1.8得点を記録していた。

・清水は今季、クラブ史上ワーストの開幕4連敗。また、昨季も含めると、直近11試合でわずか1勝しか挙げていない(1分9敗)。敗れた9試合ではいずれも複数失点を喫している。

・清水は今季、先制点を挙げた2試合で全敗。同クラブは昨季の同状況においても、リーグワーストタイの敗戦数を喫していた(5敗)。

・清水と神戸は今季、ペナルティエリア外からのシュート数がリーグ最多タイ(28本)。同エリアからの枠内シュート数は、神戸(7)が清水(4)を上回っている。

・ドウグラスは2018年~2019年まで清水に所属し、45試合に出場して32点に直接関与した(25得点、7アシスト)。同期間での得点数、1試合平均得点関与数(0.71点)はいずれもチームトップだった。


サンフレッチェ広島 – セレッソ大阪

・広島はC大阪戦で現在の3試合連続無敗を含み(2勝1分)、直近8試合でわずか2敗(4勝2分)。この間、5試合で無失点に抑えている(計8失点)。

・広島はホームでのC大阪戦直近6試合で3勝(2分1敗)。それ以前の本拠地での今カード10試合で挙げた勝利数と等しい(3勝2分5敗)。

・広島はホームでの直近の試合で、本拠地では12試合ぶりの敗戦を喫した(第3節:大分戦、1-2)。今節でも敗れると、同地では2019年5月以来の連敗となる。

・広島は大阪のクラブとの直近10試合でわずか2敗(5勝3分)。また、昨季は同クラブを相手の4試合で1度も敗れなかった(ともに1勝1分ずつ)。

・C大阪は今季、開幕から4試合では2014年以来となる3勝を挙げた(1敗)。しかし、前節では敗れており(名古屋戦:0-2)、今節でも敗れると2019年8月以来の連敗となる。

・C大阪はクロス成功率が今季リーグベスト(33.3%:25/75本)。しかし、再開以降はクロスからの得点数がわずか1点のみ(全4得点)。

・広島は今季、被シュート決定率がリーグベスト(3.4%:2失点/58本)。対するC大阪は、同項目が今季リーグで2番目に低い(5.5%:3失点/55本)。

・森島司はセットプレーからのラストパス本数が今季リーグ最多タイ(6本:福森晃斗、脇坂泰斗と並び)。また、昨季以降の期間でも同項目がチーム最多(25本)。