横浜F・マリノスから横浜FCへ期限付き移籍したMF杉本竜士(27)が11日、オンラインで会見を行い、チームへの貢献を誓った。

杉本は「呼んで頂いたからには期待に応えないといけない。まずはチームの戦術を理解し、やれることをやって1試合でも多く出たい」と意気込んだ。

今季からJ2徳島ヴォルティスから昨季J1王者の横浜へ完全移籍するも、この約半年間で公式戦出場はなかった。当然、悔しさやチームの力になれなかったもどかしさも抱えていたといい「覚悟を持って(横浜に)行ったので、コロナウイルスの影響もあって消化試合数も少ない中での移籍に迷いは少しありました」と明かした。今は横浜FCでの活躍へと気持ちを切り替えており「自分の課題もしっかり見えてきましたし、ここ(横浜FC)でチームのために尽くすことが自分の力になるのかなと思います」と話した。

早ければ15日にホームで湘南ベルマーレと戦うリーグ戦から出場できる。横浜FCのイメージについては「戦術的で攻撃的なサッカー」と表現。左右のサイドハーフやウイングでの起用が濃厚で「チームに勢いが出たり、技術うんぬんではないところでの活躍も目指したい」と力を込めた。