J2新潟のMF島田譲(31)が“白星締め”を誓った。今季最終節となる23日のホーム町田戦に向け、22日に聖籠町での最終調整に参加。チームは03年以来2度目の優勝と来季J1復帰を決めているが、全選手が今節を「来季につながる重要な一戦」と位置づけ、高いモチベーションを維持している。ホームの大サポーターの前でしっかりと勝ち、優勝を喜び合うためにもボランチが得意の左足でゲームを作る。
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ホームサポーターに1年の集大成を示す。敵陣に出来たスペースに落とす正確なフィードと、前線で待つ味方の足元に通す鋭い縦パスを織り交ぜながらゲームをコントロールする島田。隙を見てゴール前へ飛び出して決定機に関わるなど相手にはやっかいな「くせ者ボランチ」だ。対戦相手の町田には21年5月16日から3連敗中なだけに“天敵”をしっかり倒してJ1に向かいたい。「来季も新潟のサッカーが見たいと思ってもらえるような試合にしなければならない」と力を込める。
同じレフティーで、憧れというJ2横浜FCのMF中村俊輔(44)が現役を引退する。学生時代にはプレースキックやプレーを参考にした。高校1年時(鹿島ユース)に不得意なポジションを与えられ、ふてくされそうになった時には中村の著書「察知力」を読んで心を落ち着かせたという。「(人生で)初めてちゃんと読んだ本。『ふてくされている時間が一番、無駄』と。それ以降、本からいろいろと学べることを知った」と当時を振り返る。
前節15日敵地での東京V戦、0-1で7試合ぶり黒星を喫した。だが翌16日に2位横浜FCが金沢に敗れたため、試合のない日に19年ぶり2度目のJ2優勝が決まった。「(優勝の)実感はまだないが、全員で勝ち点を積み上げた結果」と言う。最終戦、勝利で締めればJ2通算200勝となる。3万5000人を超す大観衆が詰めかける今季ラストマッチに向け「しっかり勝ってサポーターと喜びを爆発させたい」と気合を入れ直した。【小林忠】



