聖和学園(宮城)が、藤枝順心(静岡)に0-3で敗れ、高校総体初優勝はならなかった。
経験の差が出た。藤枝順心は、冬の全国高校選手権覇者。聖和学園は経験豊富な相手から先制点を奪い、試合の主導権を握りたかった。だが前半3分、簡単に先制点を許し0-1。決勝の独特の雰囲気にのまれたのかプレーに硬さが目立ち、相手のパス回しに翻弄(ほんろう)された。前半14分にも失点し0-2。前半37、38分に正面と右サイドからシュートを放つも枠を捉えることはできず。DF佐々木はるか主将(3年)は「試合開始早々に失点してしまい、相手のクオリティーに慣れるまで時間がかかった」と振り返った。
後半18分、フリーでパスを受けたMF本田悠良(3年)がGKと1対1、この日最大のチャンスを迎えたがシュートはGK正面。後半26分にダメ押しの3点目を決められるなど、最後までペースをつかむことができなかった。曽山加奈子監督は「よく研究されていて自分たちらしいサッカーができず完敗でした。ゴール前でさらに一工夫するのが聖和のサッカー。そこを冬までに磨いてきたい」と語り、冬の全国選手権でのリベンジを目指す。



