「なぜ平日に高校サッカーの決勝戦をやっているの?」「家族や友人は観戦に来られるの?」

そんな疑問の声が各地で挙がった。

安心してください、大丈夫です、休みです! 実は11月14日は「埼玉県民の日」で祝日でした。

埼玉県民にとっては当たり前だが、埼玉以外ではそんな祝日があること自体、ほとんど知られていない。

廃藩置県による当時の「県」の統廃合によって、明治4年11月14日に「埼玉県」が誕生した。それから100年の節目となった昭和46年に「埼玉県民の日」として制定された。県内の公立学校は休みとなり、各地でさまざまな催しが行われ、埼玉県民であることの幸せを満喫する日なのだ。

この日の決勝には、会場の埼玉スタジアムに1万6人の公式入場者数を記録。高校サッカーの予選で1万人規模の観衆が集まること自体が珍しいが、そこは「サッカー御三家」とも呼ばれた伝統県だからだろう。大歓声を受け、両校の選手たちは日頃鍛えたプレーを存分に発揮していた。

注目の一戦は、昌平が浦和南を2-0で下し、2年連続6度目の全国切符を獲得した。