清水は1-4でC大阪に惨敗し、今季クラブが目標に掲げた「10位以内」が消滅した。来季のJ1残留が決まっていた中でのホーム戦は前半だけで3失点。反撃も1点止まりで力尽きた。秋葉忠宏監督(50)は「寒い雨の中で見にきてくれたサポーターにむちゃくちゃ失礼なゲームをしたと思っています」と謝罪した。
低調な立ち上がりに、我慢の限界だった。前半11分までに2失点すると、指揮官は動いた。同27分にMF嶋本悠大(19)とDF高木践(23)の2人をベンチに下げた。プロの世界では異例ともいえる前半中盤での選手交代。同監督は「本当はすぐにでも代えたかった。泥臭さ、必死さが全く見えない。ただ、かっこつけてプレーしている。だから、3点も4点も取られる」と怒りをぶちまけた。
若手2人を先発に起用したのは秋葉監督の決断でもある。試合後の会見では自身の選手選考についても猛省した。10位以内に入る目標はなくなったが、手を抜いていい試合はない。今季も残り2試合で、次戦はJ2降格が決まっている湘南が相手。指揮官は「2度とこんなことがないように練習から死に物狂いでやっている選手を使う」と語気を強めた。【神谷亮磨】



