日本はPK戦の末に敗れた。史上初の8強は、またしても届かなかった。
ABEMAで解説を務めた元日本代表の本田圭佑(36)は試合後、視聴者へ感謝を示した。
観客がいなくなったスタジアムから中継をつないだ。日本代表の戦いぶりを話し終えると「めちゃめちゃな解説にお付き合いいただき、ありがとうございます」と実感を込めた。
さらに「一応、僕も選手たちの一員のつもりで応援していたので、選手たちの代わりに言わせていただくと、本当にありがとうございました。日本のサッカーをこれからもよろしくお願いします」と丁寧な口調であいさつした。
本田は今大会から“解説者デビュー”を果たし、日本代表の全4試合を担当。硬軟を織り交ぜた解説は大きな反響を呼び、ツイッターでは、試合のたびに「本田の解説」がトレンド入りした。
分かりやすい説明はもちろん、一緒に代表で長期間プレーしたことがない選手は「○○さん」と呼んだり、「ラインズマンやろうか」「テクノロジー発動でしょ」とつっこんだりと、従来の解説者像を覆す“本田節”には、日本中が注目した。